いよいと
伊予生糸

伊予絹

伊予生糸(いよいと)は
愛媛県西予市の美しい生糸。
蚕品種はあけぼの。
伊勢神宮の式年遷宮
における御料糸
としても知られ、
地理的表示登録産品です。
伊予生糸を用いて
伊と幸の伊予絹の
白生地が生まれます。

伊予生糸

GI制度とは、長年培われた特別の生産方法や気候・風土・土壌など生産地の特性により、高い品質と評価を獲得するに至った産品に対し、その知的財産を保護する制度です。伊予生糸(いよいと)は食品以外では全国初のGI登録産品です。

緯糸は伊予生糸、経糸は松岡姫の生糸で織り上げました。伊予生糸を半練りで打ち込み、さらに精練する後練りの白生地から、美しい光沢の色無地となります。

襷輪違い紋  (品番01937SH0002)
明治期の和綴本「奈留美加多(なるみかた)」には、日本全国の有名社寺に伝わる工芸、建築、絵巻物や織物など、宝物に施された装飾が木版刷りとして残されており、その中より、「東大寺古画源氏繪襷(えたすき)紋菱輪違」の文様を参考に織り込みました

菊唐草菱紋 (品番01937SH0005)
日光東照宮は、近世建築史を飾る代表建造物として今日まで受け継がれ世界遺産となっており、平和と文化の世を反映した建築装飾の意匠は誠に豪華であります。ここでは、見事な彫刻が施された羽目板「菊唐草菱紋」を地紋として織り上げました。

伊予絹の色無地は、日本文化の根源ともいえる日本の古社寺に伝わる文化財や建築装飾からヒントを得て、図案化し地紋様として織り込みました。

加茂葵車紋 (品番01937SH0001)
葵は、加茂社の社草であり、葵祭の祭礼神事、祭器の神紋として、また神官の家紋として用いられております。ここでは、葵紋から派生した葵車と鶴の丸を牡丹唐草に配し、地紋様にアレンジしました

立涌取りに若松 (品番01937SH0004)
海に面した風雅な松林は日本の風情であり、松をモチーフとした紋様は、慶事吉祥の兆しとして尊ばれています。ここでは、若松を立涌取りの有職紋様に図案化し、地紋に織り込んでおります。