天職

伝承の技、先人の叡智を、
今に生かして参ります。

日本の宝

はるか古えの時代、
シルクロードより
伝わりし絹の極み。 
お蚕さまの命をまとう
絹世界
かけがえのない
日本の宝と存じます。

絹の白生地

天恵の絹。
白生地の伝統を継ぐ使命
二〇二一年は、絹一筋に
おかげさまで
創業九十周年を迎えます。

夏きもの素材

薄物

清涼感漂う薄物の夏素材です
強撚糸の経糸を絡ませて作る
捩り目(もじりめ)が透ける織り方は
シャリ感とコシが決め手の薄物です。

捩り織(搦み織)の絽と紗

生地が透け、通気性に優れます。見る人にも涼感を与える夏物素材です。
上左:捩り織の捩り目だけの駒紗無地
(品番03200YO1064)
上右:透かし目の紗に唐草地紋を表現した紋紗
(品番03201TP0001)
右:絽目と平織を交互に織り出す絽をベースに文様を織り込んだ紋絽。自社図案家による新作、万華鏡文様です。
(品番03202YO0013)
夏着物は通好み。素材そのもののクオリティーをご覧下さい。

染加工下の素材感

袷せ 単衣

絹酔いという言葉があります。
長繊維フィブロインゆえの
光沢感としなやかな肌合い。
品の良い染上りはこの素材から。

伊と幸の丹後縮緬

上段は、伊と幸の承華縮緬(紋意匠縮緬)。
上左:絵緯糸に銀色糸を使用した波模様です。
(品番01106UB2526)
上中央:純国産絹のブランドシルク又昔の菱の美。
(品番05801UB0011)
上右:金通しで、伝統の立涌を若い図案家の感性で新柄に。
(品番05111UB0003)
下左:緯糸に松岡姫糸を使用して織り込んだ紋御戸代.。経糸に撚りをかけない無撚糸のため、上品な光沢と光に浮き上がる美しい地紋に。
(品番005910MK0016)

後染めの味と粋

紬糸の素朴な味わいの白生地。
ざっくりとした絹紬の地風に
後染めで染加工をあしらった
着尺帯は、現代の社交着です。

後染め用紬着尺と帯地

上左:堅牢な地風とシャリ感が特徴の生紬帯地。
(品番07210NW0015)
上右:伊と幸の代表ブランド松岡姫の紬糸使用。セリシンを残した微妙な精練を特徴とする生紬の加工下着尺。
(品番07910DCsi353)
下:赤城の帯地。セリシンを残す特殊精練で、シャリ感とハリ、独特の光沢が特徴の帯地です。
(品番07210NW0057)