お振袖の美しい着姿を生む、着付師のお仕事
輝く笑顔が印象的で上品なプロモデル、公文麻沙代さん。
和装の世界では、お召しになる方を華主といいます。
華主様の輝く笑顔のために、白生地から、お染め、お仕立てに至るまで、われわれは、心を込めてお創りしております!その上で、美しいお振袖の着姿は、お着付けによって生み出されるのは、言うまでもありません。
この度、西陣織工業組合キモノショーのショープロデューサーとして勤めておられる、有限会社CARROT HOUSE21 千秋芳子先生と留理さん親子様に、弊社社内での撮影にお力添え頂きました。
千秋芳子先生は、その昔、大阪万博(1970年の大阪万国博覧会)でコンパニオンを勤められ、ショーモデルとして長年ご活躍されたベテラン先生。
引退後は、後進の指導と着付師として着物のコーディネートに全力投球されました。そのお弟子さんのお一人が、実の娘様、留里さん。お若いのに、頭の回転が早い仕事のできる方で、ヘアメイクにお着付がトータルでお願いでき、ご活躍中です。
とはいえ、親子で最強コンビでご活躍のはずが、この時期、自粛を余儀なくされ、キモノショーも休演中。
ならば、ということで、弊社社内、間仕切りもなく広いギャラリーをスタジオに変え、贅沢な撮影会をさせて頂きました。
モデルお召しのお振袖は、純国産ブランドシルク「又昔」、伊と幸謹製。経糸には松岡姫の上質な糸、緯糸には、繭「上州絹星」という、江戸時代蚕種の一つ「又昔」の復元蚕種の糸を使用し、朱赤に染めています。
地紋にも七宝を織り込み、地紋と相似形の七宝柄を、袖と身頃の裾に、京友禅の金彩手描きであしらい、より華やかに、華主を引き立て輝かせます。
髪飾りも、絹コサージュです。
そして、お出かけ必須アイテム、絹マスクも!
せっかくの装いですので、美しさの女神は細部に宿ります!
実は、無地染めのお振袖が、ここ数年、特に注目されています。ゆくゆくはお袖を切って、色無地としても長くお使い頂け、重宝で無駄がないとの思いも重なっているのではないでしょうか。
着付け/ヘアメイク
有限会社CARROT HOUSE21
千秋留理さんのご連絡先:075-451-9313
カメラマン
福尾行洋
ご連絡先:075-722-8554